とりあえずの鑑賞となります。
気になっている作品の一つでもあります。

ブリジット・ジョーンズの日記  [DVD]ブリジット・ジョーンズの日記 [DVD]
(2009/07/08)
レニー・ゼルウィガー
ヒュー・グラント

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個人的な評価
★★★☆☆

―あらすじ―
出版社に勤める32歳の独身OLが、仕事と恋、そしてダイエットに悪戦苦闘しながらも、常にポジティブに前向きに生きる姿を描くラブコメディ。彼女は新年にあたってひとつの決意をする。「日記をつけ、体重を減らして、恋人を見つける…」そして実行!?

本作は2001年に公開されたラブストーリー映画です。
この作品はイギリスの女流作家ヘレン・フィールディングの同名小説を基に作られています。
第74回アカデミー賞にて主演女優賞にノミネートされています。
オイラは原作についてまったく知らなかったのですが、どうやら日本を含む世界各国でベストセラーになっている。
今回はまったく予備知識がなく、どんな内容か分からない状態での鑑賞は久しぶりと言える。
物語は主人公のブリジット・ジョーンズは出版会社に勤めるOLで32歳、独身のどこにでもいそうな女性。
彼女は新年を迎えるとともに決意する。それは日記をつけ、タバコと酒を控え、ダイエットし、恋人を見つける事である。
この作品はまさにブリジット・ジョーンズはその目標を達成する為に奮闘する日々を描いています。
本作におけるコンセプトはなんと言っても、全ての女性が共感できる作品だと言えるでしょうか。
物語はとにかく、主人公であるブリジット・ジョーンズを中心に彼女の生活や恋愛を等身大で描いていますね。
さて、内容はロンドンの出版会社に勤めているブリジット・ジョーンズは32歳にして独身で、タバコと酒をやめられない。
クリスマス・パーティで親戚たちにはいつものように独り身である彼女を急かす言葉を言われ、そこでブリジットは一念発起をする。
新年からはタバコと酒を控え、ブヨブヨ太った体を引き締めるダイエットをし、パーフェクトなパートナーを見つけるようと日記をつけ始める。
だけど、気さくな性格でありながらも少し天然な部分があるブリジットは事あるごとに失敗をしてしまう。
何より彼女が32歳になって独り身でいるのは相手を外見やステータスで選び、それによってブリジット自身は選択を狭めている。
それでもブリジットはなんとかして目標を達成する為、地道に頑張ってみるけど、やっぱりどこかドジな部分があったりする。
さて、本作においてタイトルにもなっている主人公のブリジット・ジョーンズを演じるのはレニー・ゼルヴィガーです。
本作は一応イギリス映画なので、アメリカ人であるレニー・ゼルヴィガーがブリジットを演じる事に批判があったようです。
しかし、レニー・ゼルヴィガーは役に説得力を与える為に、体重を13キロも増やして臨んだ結果、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされています。
レニー・ゼルヴィガーについてですが、オイラは名前だけはなぜか覚えているけど、彼女が出演した『シカゴ』はすっかりと忘れている。
ただ、レニー・ゼルヴィガーは本作において見事なまでにブリジット・ジョーンズという人物を自然体で演じていて、さすがは実力派だと思わせる。
あくまで30代女性を等身大に演じ、飾らない気取らないキャラクターとして、非常に好感が持てるモノでした。
で、そんなブリジットに独り身の人生にピリオドを打つ候補として最初に登場した会社の上司であるダニエルを演じるのはヒュー・グラントです。
ラブストーリーと言えばヒュー・グラントというイメージがオイラの中にあり、それは多分『ラブ・アクチュアリー』の印象が強いからでしょうか。
まさにブリジットが臨んでいたパーフェクトなパートナーに相応しく、社会的地位や容姿端麗、どれを取っても文句がなく、演じているヒュー・グラントだからこそ説得力がある。
しかし、こういうモテるタイプの男はブヨブヨ太ったブリジットだけに満足するはずもなく、むしろ彼女は遊びの一環という感じになってしまうのはお約束ですね。
それに対して、小さい頃に裸で遊んでいた敏腕弁護士であるマークを演じるコリン・ファースがいました。
コリン・ファースについてもオイラの中でどうしても『ラブ・アクチュアリー』の印象が強い俳優となっています。
彼のコミカルなキャラクターとしての演技は良かったけど、本作ではどこか煮えきれない役として存在感を出しています。
確かにヒュー・グラントと比べてしまうと華やかさでは幾分か劣ってしまうが、誠実な男性という点ではコリン・ファースの方が一枚上手に見えてしまいますね。
この作品で面白いのはブリジットを中心に二人の男と関わる時間で、最初のダニエルと二番目のマークとの時間は面白い。
ダニエルとは派手な時間を過ごしていてブリジットはどこか背伸びをしている感じが伝わり、最後に見せる結果は当然のような感じでした。
ただ、傷心するブリジットに対して励まそうとするマークの誠実な姿の方が好感が持てるけど、実はダニエルの婚約者を奪った事でマイナス点がある。
その間で揺れているブリジットの立場は微妙で、ダニエルの話術に翻弄され、寡黙なマークとの誤解ですれ違ってしまう。
決してブリジットはモテない女性じゃないが、肝心なところでヘマをして、或いは迷いの森に入ってしまう事なんてあったりする。
彼女が順調にいけば、なぜか両親が不仲になって離婚の危機になったりするけど、逆に彼女が独り身になると再び両親がやり直したりする。
本作に関してハッキリ言ってパンチが足りないけど、等身大の30代女性が鑑賞すれば共感ができると思います。

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今年はSF映画祭りです。
購入は当然としか言えません。

スター・トレック  [DVD]スター・トレック [DVD]
(2009/11/06)
クリス・パイン
ザッカリー・クイント

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個人的な評価
★★★★☆

―あらすじ―
『クローバーフィールド/HAKAISHA』の人気クリエイター、J.J.エイブラムスが監督を手掛けたSFアドベンチャー。自らの命を犠牲にして乗員の命を救った伝説の艦長を父に持つカークは、一士官候補生としてエンタープライズ号に乗船することになるが…。

本作は2009年に公開されたSF映画です。
この作品はアメリカのSFテレビシリーズを基に作られています。
劇場版としては第11作目にあたり、物語は最初のシリーズである『宇宙大作戦』の少し前となる。
『スタートレック』は1966年の放映開始以来、5つのテレビシリーズ、10本の映画、1本のアニメシリーズが製作されている。
アメリカにおいてハードSF、スペースオペラの代表的な作品と言えるでしょう。
もちろん、今では海外ドラマがブームとなっている日本でも昔から放映していました。
オイラは『スタートレック』シリーズを知っていますが、実際に見たのは『新スタートレック』ですね。
ピカード艦長を演じたパトリック・スチュワート、データを演じたブレント・スパイナーなんかが印象的でした。
ずっと観ていたワケじゃないので、実際に『スタートレック』シリーズはどんなモノかはハッキリと分かっていません。
しかし、話題となった本作の鑑賞をきっかけに『スタートレック』という世界を理解したいと思っています。
さて、本作の製作と公開にあたって色々とトラブルがあったようで、本来2007年の夏に公開予定だったが、脚本がボツとなってお蔵入りとなる。
その後、2006年4月に公式にJ・J・エイブラムス監督による劇場版が2008年夏に公開を予定していました。
だが、ここで全米に渡って起きた脚本家ストライキによって公開が2009年に延期された経緯をがありました。
紆余曲折があってやっと公開された本作ですが、回り道をしただけに従来のファンからも高い評価を受けているようです。
物語は『スタートレック』シリーズでは伝説的な人物であるジェームズ・T・カークがエンタープライズ号の艦長に就任するモノです。
残念ながらオイラは『スタートレック』に詳しくないので、伝説的な人物であるジェームズ・T・カークはほとんど知らない。
なので、本作はテレビシリーズが始まる前日譚という位置づけで、これから理解を深めるにはちょうどいい出発点だと言えるだろう。
さて、そんな『スタートレック』の伝説的な人物であるジェームズ・T・カークを演じるのはクリス・パインです。
クリス・パインは有名なテレビドラマシリーズに出演していて、監督を務めるJ・J・エイブラムスに演技を認められて抜擢されています。
本作では主人公として、船長として成長していくワケですが、意外にも格闘シーンが多くて単なるスペースオペラに収まらない。
演じたクリス・パインは型にはまらない破天荒な主人公にピッタリであるけど、キャラクター設定はそこまで目立っていたワケではなかったです。
で、そんなジェームズ・T・カークとライバルで親友となるスポックを演じるのはザッカリー・クイントです。
スポックというキャラクターは『スタートレック』をよく知らない人間でも一度は見た事があるでしょう。
それに演じているのは今でも放映されている『ヒーローズ』において、高い人気を誇るザッカリー・クイントとなっている。
どうしてもオイラの中ではサイラーのイメージがあるけど、本作でのスポックは実にハマリ役と言えます。
本作でスクリーンデビューをしていますが、ドラマでの積み重ねで着実な実力を発揮し、見事にスポックを演じきっています。
ある意味、本作はスポックの人間としての成長を描いていますが、もう少し真に迫った演出が欲しかったですね。
それと本作においてヒロインでスポックの恋人であるウフーラを演じるのはゾーイ・サルダナです。
彼女は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で端役として出演し、他に『ターミナル』なんかにも出ています。
ゾーイ・サルダナが演じるウフーラというキャラクターはアメリカ社会に大きな変化を与えたモノだという。
ウフーラは黒人がテレビドラマにレギュラー出演する事、異人種間のラブシーンはいずれもアメリカのドラマ界では初だったようです。
後のシリーズに出演したウーピー・ゴールドバーグ、黒人女性として初めてスペースシャトルで宇宙へ行ったマエ・ジャミソンは、ウフーラに触発された人物である。
このようにウフーラはキャラクターとしてだけではなく、当時のアメリカ社会に変化をもたらしたキャラクターだと言えます。
冒頭での印象があっても、中盤からはカークとスポックの物語になってしまった為、あまり目立たなかったです。
悪役のネロを演じたエリック・バナは特殊メイクもあって最後まで分からなかったが、それなりに頑張っていました。
他に出演したカール・アーバン、サイモン・ペグ、ウィノナ・ライダー、ジョン・チョー、アントン・イェルチンも懸命に役をこなしていました。
本作はキャラクターで魅せるよりも、最新の技術力を投じた迫力のある映像や積み重ねた世界観が一番だと言える。
さすがに歴史がある物語だけに細部までリアリティにこだわった設定は素晴らしく、SFファンとして満足できる作品だと思えます。
公開された本年度は多くのSF映画がありますが、ドラマからの劇場版としては成功している作品だと思います。
もちろん、本作はオススメできる作品であり、伝わってくる作品の深みというのが感じ取れる超大作です。

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久しぶりのシリーズです。
随分前に鑑賞したのでちょっと楽しみである。

エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア  [DVD]エルム街の悪夢 ザ・ファイナルナイトメア [DVD]
(2004/03/26)
ロバート・イングランド
リサ・ゼイン

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個人的な評価
★★☆☆☆

―あらすじ―
『13日の金曜日』と並び称される傑作ホラーシリーズの第6作目がスペシャル・エディション版で登場。子供を狙った動機不明の連続殺人事件が相次ぐ街から少年・ジョンが抜け出した。記憶を失っているジョンは、厚生施設へと送られていくが…。

本作は1991年に公開されたホラー映画です。
この作品はシリーズの完結編となっていて、3D映画として公開されています。
三大ホラー映画の一翼を担う本シリーズですが、純粋なホラーというよりはホラーコメディに近い。
その理由はシリーズを通して主人公とも言えるフレディ・クルーガーのキャラクターでしょう。
第一作の彼はほとんどセリフがなく、単なる悪夢の殺人鬼として描かれている。
第二作では現実世界に実体化しようとする流れで乗っ取った人物を操り、あの『シャイニング』に近い性質となっている。
第三作はついに夢の世界で対決できる子供たちが登場し、シリーズの中で一番面白い構成となっている。
で、前作は完成されたブラックジョークを話すフレディが颯爽と登場するけど、完全に作品自体が暴走している。
そして、ついに本シリーズの完結編として本作が登場しますが、実はこの後にもう一本作られている。
毎度ながら、焼け爛れた全身、赤と緑の横縞のセーター、茶色の帽子、そして何より特徴的なのは右手の鉤爪。
更に殺す前の儀式として繰り出されるサービス満点のブラックジョークと、グロテスクでファンタジックにしてSF的な殺し方。
これが本シリーズ最大の魅力となっていて、それを全て演出するフレディ・クルーガーというキャラクターは強烈。
相手に恐怖を与え、それを糧にしてパワーを増していくフレディのサディスティックなところは個人的に好きですね。
特にバカ者(若者)を恐怖のどん底に落としてから、考えもしないような斬新な殺し方は実に面白い。
しかし、ホラー映画の全盛期である80年代が終わる頃にはジャンル自体が廃れてしまい、本シリーズにもピリオドが打たれる。
どうしても本シリーズはマンネリ化してしまっていて、フレディだけが頼りとなった時点で打ち切りになるのは仕方ない事だと思いますが。
さて、物語はフレディが消えてしばらくしたある日、エルム街の近くにある町の更生施設でマギーはホームレスの若者のカウンセラーをしていた。
マギーはかつてエルム街でフレディを目撃した少年と出会い、話しを聞くとそれが自分が見た悪夢と酷似している事を知る。
そして、マギーはフレディが作った悪夢の街であるスプリングウッドへ旅立ち、彼に戦いを挑もうとする。
まさに完結編という言葉が似合う物語で、これは長くシリーズを続けてきたフレディとの決別と言える作品です。
その為、本作には色々と面白い演出がなされていて、何より目を引くのは第一作がデビュー作となったジョニー・デップがカメオ出演している。
今ならジョニー・デップはこのようなB級映画に出る事がはないけど、完結編という事で引き受けたのでしょうか。
どっちにしろ今のジョニー・デップにとって本シリーズがデビュー作というのはあまり知られない。
さて、本シリーズをずっと引っ張ってきた主人公であるフレディ・クルーガーを演じたのがロバート・イングランドですね。
もう彼と言えばフレディ・クルーガー、フレディ・クルーガーと言えば彼。そう言わせるだけハマリ役となっている。
2010年にリメイク版が公開されるが、残念ながらフレディを演じてきたロバート・イングランドは高齢で出演しない模様。
その代役としてフレディ・クルーガーを演じるのは『ウォッチメン』でロールシャッハを演じたジャッキー・アール・ヘイリーが決定しているようです。
さて、本作においてシリーズのパターンとなっているフレディと対決するヒロインのマギーを演じるのはリサ・ゼイン。
相変わらず知らない女優の起用であり、最初から最後まで奮闘するのもパターン通りで、特に印象的なところはなかったです。
この作品は大きな特徴として、これまで語られる事のなかった殺人鬼フレディ・クルーガー誕生の秘密が語られるところでしょう。
重要な意味を持つ作品であるけど、もうシリーズとして完全に暴走している状態なので、内容自体がチープになってしまっているのは言うまでもない。
さすがにフレディ自身もこのような出来では死んでも死にきれないと思えるほど完成度が低く、お粗末なモノに出来上がりは残念としか言えない。
まあ、オイラは惰性で最後まで鑑賞するつもりですが、特にファンじゃない人にはオススメできない作品ですので、ご注意を。

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|11/06| あ行コメント(0)TB(0)
これは知っていたが鑑賞していない作品。
まあ、気長にシリーズを追っていきます。

ライオン・キング  [DVD]ライオン・キング [DVD]
(2003/10/10)
ジェームズ・アール・ジョーンズ
マシュー・ブロデリック

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個人的な評価
★★★☆☆

―あらすじ―
ジャングルの王様の子として生まれた主人公・シンバが、さまざまな冒険を通し、命の大切さ、愛、責任に気付き、成長していく姿を描く。劇場公開版にはなかったミュージカルシークエンス他、特典も充実。

本作は1994年に公開されたアニメーション映画です。
この作品はディズニーのアニメーション映画として32作目となります。
どうしても『ライオン・キング』と言えば、先にミュージカルの方を思い浮かんでしまう。
それは多分、オイラがまだテレビを見ていた頃、某バラエティ番組でしきりにネタとして使われていたからだろう。
まあ、そもそもオイラはミュージカルに興味はないが、この『ライオン・キング』は有名でしょう。
役者さんたちが演じるのは自然界の野生動物という事で、大掛かりな小道具がとても印象的です。
さて、本作はディズニーのアニメーション映画なので、必然的に子供が安心して鑑賞できる内容となっている。
もちろん、本物の野生動物を描写しているワケじゃないので、捕食者が獲物を食うシーンはないですね。
個人的にはそっちの方が迫力があって、まさに自然というモノを感じさせるけど、本作には何一つないです。
物語は動物たちの王国プライド・ランドで、王として尊敬を集めるライオンのムファサは息子のシンバに自然界を支配する心構えを教える。
だが、当のシンバはやんちゃ盛りで幼馴染みのナラと遊んでばかりで、王となるような責任も覚悟もなかった。
そんな中、シンバが王になる事を望まないムファサの弟スカーはムファサ親子を亡き者にしようと画策する。
見事にスカーの計画は成功し、王であるムファサは殺され、息子のシンバはその責任を負われて王国から追放されてしまう。
父を失い故郷を追われたシンバは、ミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンパァの二匹と出会う。
シンバと二匹は一緒に「ハクナ・マタタ」というクヨクヨするな、の意味を持つ言葉をモットーに成長していく。
一方、プライド・ランドで暴君となったスカーによって荒廃し、シンバは助けを求める故郷に戻って立て直そうと奮闘する。
まさに王道的なストーリー展開で、子供に対する責任というモノを伝える題材として強いメッセージ性の作品となっています。
プライド・ランド王国の王であったムファサは理想的な王として描かれ、責任感と子供を想う立派な父親でもある。
これはまさしく美化された理想的な父親像であり、シンバが目指す目標として明確に描かれていると思います。
その理想的な王で父親のムファサとは対照的な存在として、よくある骨肉の争いというべき弟のスカーがいます。
スカーは名前もそうですが、もう見た目から悪いヤツだという分かりやすいキャラクターで、王となる理由は単純に支配したい欲だけ。
無論、シンバをそそのかす口の上手さは詐欺師を連想させ、王国を支配した時に見せる姿は暴君そのものである。
それにスカーと手を組むハイエナのトリオ、シェンジ、バンザイ、エドも見た目から悪そうな感じとなっています。
元々、ハイエナは腐肉を食べる嫌らしいイメージがつきまとっているが、ブチハイエナはライオンよりも優秀なハンターだと言われているぐらいです。
それとシンバにとって大切な仲間であるティモンとプンバァの二匹は頼もしく、友人として理想的なキャラクターとなっている。
落ち込んでいたシンバを励まし、共に成長し、王としての風格を与える重要な役目を担っていますね。
他にシンバとロマンスを繰り広げる要因である幼馴染みのナラも分かりやすい役柄であるのは言うまでもない。
本作はミュージカルをベースにしているので、物語の途中でキャラクターたちが歌い出したり踊ったりしますが、これはオイラ的に許せる範囲です。
基本的にオイラはミュージカルを好まないけど、本作は自然に歌や踊りが挿入されているので不快になる事はないけど個人的にはどうでも良かったですが。
物語の中心はシンバであり、スカーによって荒廃してしまった王国はライオンたちだけではなく、周囲の野生動物たちもすさんだ生活になってしまっている。
これについてはシンバが一度間違った道を歩み、そこで立ち直る為の試練に立ち向かい、最後は見事に王として相応しい力量を身につける。
やはり、本作はディズニーのアニメだと思わせるメッセージ性の強い作品であり、それと同時に楽しませてくれる作品でもある。
非常に軽快なテンポで物語が進んでいくので、実に観やすい内容となっていて、さすがはディズニーと言える作品となっていますね。

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久しぶりに所有DVD映画のレビューです。
なんとなく鑑賞した感じです。

スペース カウボーイ  [DVD]スペース カウボーイ [DVD]
(2009/04/22)
クリント・イーストウッド
トミー・リー・ジョーンズ

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個人的な評価
★★★☆☆

―あらすじ―
かつてアメリカ空軍には宇宙探索飛行を目的としたパイロット・チームが存在したが、土壇場になって宇宙プロジェクトが空軍からNASAに移行、宇宙へ行ったのは訓練に励んでいた4人の男たちではなく一頭のチンパンジーだった。それから40年、チームの一員だったコービンのもとにNASAから衛星修復の依頼が来た……。

本作は2000年に公開されたSF映画です。
この作品はクリント・イーストウッドの主演、監督、製作となっています。
第73回アカデミー賞にて音響編集賞にノミネートされています。
残念ながら本作に関して、まったく知らなかったのですが、手に入れる機会がありました。
とは言っても、この作品を手に入れたのはだいぶ前でずっと積んでいたのです。
まあ、とりあえず鑑賞してみようと思い、手に入れてから何ヶ月ぶりに鑑賞します。
物語は空軍にてテストパイロットチーム『ダイダロス』のメンバーとして活躍していた主人公のフランクは米国初の宇宙飛行士になるはずだった。
しかし、直前になってNASAが選んだのはチンパンジーで、フランクは宇宙へ行く夢を諦め、空軍のエンジニアとして働く事となった。
フランクはその後、引退して妻とともに郊外の一軒家でのんびりと暮らしていたところ、衛星軌道上でロシアの通信衛星が故障したと聞く。
通信衛星にはフランクの設計した誘導装置が使われ、それが故障した事で設計者である彼自身を修理の為に呼びつけられる。
だが、フランクは誘導装置を修理する為に『ダイダロス』のメンバーとともに宇宙へと飛び立つ事を条件に引き受ける事となる。
なぜ自分の設計が使われているのか分からないフランクはNASAに対して疑いを持ちながらも宇宙へと飛び立つ。
無事にロシアの通信衛星にたどり着いたダイダロスだったが、そこで彼らは恐ろしいまでの事実を知ってしまう。
本作が持つ最大の魅力はなんと言っても、宇宙への飛行を断念した年老いたダイダロスのチームが再び宇宙を目指す物語でしょう。
全員が60歳を過ぎた年寄りとなっているが、重要な任務を受けた彼らの必死な姿が印象的となっている。
特に復活したダイダロスのチームのメンバーを演じるベテラン俳優たちの豪華さが魅力の一つにもなっていますね。
主人公でロシアの通信衛星を唯一修理できる設計者のフランクを演じるのはもちろん、クリント・イーストウッドです。
本作の主演だけじゃなく、才能を認められた監督としてもメガホンを取っていて、更に製作も担当している。
クリント・イーストウッドの主演作と言えば、必ず彼が中心となって物語を引っ張っていくが、本作は少し違う。
確かに主人公らしく活躍し物語の中心であるけど、他のメンバーに対してもちゃんと個々のエピソードを演出していますね。
ダイダロスでは高高度極超音速実験機を何機もダメにして、現在は曲芸パイロットのホークを演じるのはトミー・リー・ジョーンズ。
主演がクリント・イーストウッドであっても対抗できる存在感を持つトミー・リー・ジョーンズは本作でも本領を発揮している。
ライバル的な立場でありながらも、主人公をも食ってしまうほどの演出がなされていて、監督の期待に見事応えています。
他には設計士であったが、現在ではジェットコースターの設計しているジェリーを演じるのはドナルド・サザーランドです。
いつもは不気味な演技で魅せてくれるベテラン俳優ですが、本作は女の尻を追う老人として印象づけている。
独特の雰囲気を持っているドナルド・サザーランドは本作でも本領を発揮しているけど、後半では真面目な役として徹しています。
最後に航海士であったが、現在は牧師として活躍しているタンクを演じるのはジェームズ・ガーナーです。
本作の主要人物の中で唯一知らなかったベテラン俳優ですが、幅広い作品に出演しているようです。
この作品ではダイダロスのメンバーと比べて一番関係ない職業をしているのが特徴で、残念ながらエピソードもあまりない。
物語としては王道的でありえない話しだけど、そこはベテラン俳優を起用した魅力で一気に魅せてくれる。
個々のキャラクターよりも演じている俳優たちのイメージが一役買っていて、豪華な出演陣だと言えるでしょう。
しかし、オイラ的には少しばかり緊張感に欠けるようなイメージがあり、その主因として王道的なストーリーがある。
必ず誰かが犠牲になるのは目に見えていたが、そこでの演出が意外にも淡泊だったので、ちょっと拍子抜けでした。
もちろん、犠牲者となった人物には共感を持たせようとロマンスを展開させたが、どうにも中途半端な印象が拭えなかった。
もう少しドラマ性の強い物語だと期待していたけど、意外にも全体的に淡泊だったのは驚きでした。
なので、オイラ的には可もなく不可もない作品という感じで、悪くないけどそこまで良くもない感じとなりました。

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