ついにやって来ました。
色んな意味で話題作をついに観賞しましたので、毒々しく語ります。

ゲド戦記ゲド戦記
(2007/07/04)
不明

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個人的な評価
☆☆☆☆☆(ゼロ)

―あらすじ―
あちこちで作物が枯れ、羊や牛がダメになり、人間の頭が変になっている。世界の均衡が、崩れつつあった。エンラッド王の下には、国を襲う天変地異の報が数多くもたらされていた。世界の均衡がもたらすはずの光が弱まり、黄昏が深まる予兆を告げる魔法使いに王の憂いは深まる一方だった。ひとり宮殿を歩む王を襲い、宝剣を奪い去ったひとりの刺客。薄れゆく意識の中で刺客に向けて呟いた名は「アレン」。それは、ただひとりの彼の息子の名前だった。世界で最も偉大な魔法使い、大賢人のハイタカ(真の名:ゲド)は、世界に災いをもたらすその源を探る旅の途上にあった。旅の途中、ハイタカは国を出奔した王子アレンと出会う。アレンは“影”に追われているようだった。世界の均衡を崩し、災いをもたらす力は、アレンにも及んでいたのだ。影から逃げ惑い、心の闇と向き合うことのできないアレンの姿に、ハイタカは若き日の自分の姿を見ていた。ふたりは共に旅を続け、人々が崩れた遺跡に巣食うように暮らす都城ホート・タウンにたどりつく。そこでアレンは、人買いに追われる少女テルーと出会う……。

世界三大ファンタジーには、『指輪物語』、『ナルニア王国物語』、『ゲド戦記』があります。
既に二つは実写版として映画化されていますが、残りの『ゲド戦記』はスタジオジブリが手掛ける事となりましたね。
最初は宮崎駿監督に作者が依頼をしたが、監督は『ハウルの動く城』の製作や今までの作品の経緯で断ったらしい。
けど、プロデューサーの鈴木敏夫が是非作りたいと思い、なんと監督の息子に監督を依頼。
これがジブリの評価を下げる事となった始まりですね。
色んなところで散々酷評されていますが、オイラは特に酷評をしたいです。

まず、声優がクソでした。
特に主人公のアレンが最悪でした。
オイラの耳が遠いのかなと思ってボリュームをかなり上げました。
やっと何を言っているのか分かって、単に映画のボリューム自体が小さいのかと思った。
その時でした。
いきなり爆音が鳴り響きました。
それは声優じゃなく、映画の音楽が鳴り響いて、オイラはすぐに下げました。
つまり、オイラの耳が遠いワケじゃなく、映画自体の音が小さいワケじゃなく、単に声優の声が小さいだけでした。
他のテルーも素人バリバリで「君は感情がないのか」と思わせる棒読みだし、何より悪役のクモが終始に渡って何を言っているのか聞き取れない事が多かったです。
まさか、日本映画を字幕付きで観賞するとは夢にも思わなかったのです。
せっかくの大作ファンタジーを映画化したのに、なぜ、プロの声優を使わなかったのでしょうか。
前々から思っていたのですが、専門家を蔑ろにして知名度のある俳優やタレントを起用して話題作りをする。この時点でオイラの期待値はガクンと下がります。
なぜなら、知名度の高い俳優やタレントを起用しないと映画は失敗すると製作側が思っているからだとオイラは考えている。
つまり、それは映画の出来栄えが非常に悪い事を示している。
まあ、中には俳優やタレントでありながら声優たち並みか、それ以上の演技をする人たちがいます。
現に唯一の救いであるハイタカ役の菅原文太でした。彼がいたからこそ何とか観賞できるレベルまでに引き上げたと思います。
昔のジブリは良かったですよ。ちゃんとプロの声優さんを使っていたのは。
やはり、彼らはちゃんと訓練された方々なので、セリフの一つ一つが耳に残ります。
けど、声優としての経歴が素人の人がやると耳に残るどころか、不快感を観客に与えてしまうのです。
もう一度、言います。
この映画の声優陣はクソでした。

次に内容です。
冒頭でアレンが賢王を殺します。(ハッキリした描写がないので死んだか不明ですが)
この描写が後々に大きな意味を持つと思っていましが、どうやら、それは単に主人公が影に怯えて殺したという軽い理由でした。
ハッキリ言いましょう。
オイラはこの映画を半分観ていません。それぐらいに退屈でした。
ジブリの作るアニメ映画というのは、一瞬でも目を逸らせない圧倒的なストーリー展開のはず。
原作のゲド戦記は確かに地味で心理描写がメインらしいのですが、いくら何でも酷すぎる。
まず、主人公が常に暗く、何がやりたいのか分からない。
そうです。この映画は全体的に謎だらけで何を伝えたいのかハッキリしていない。
まあ、確かにいきなり大きな出来事を描写して観客に謎を徐々に解いて見せるけど、それはかなり高等な技術が必要なのです。
で、この映画の監督は素人。本物の素人が作っている。
そうなると、必然的に素人が高等技術を使ってしまうと、このようなクソ映画が出来てしまう。
オイラからは「身の程を知れ」と言いたいです。
仮にもこの映画は商業目的で作られている。趣味で作るようなモノじゃない。
せっかくの高性能なマシーンに乗っても、操縦者がクソなら、意味のないモノになる。
これがその悪い見本です。ある意味、観ておいて損はない。

映像について。
ジブリと言えば、圧倒的な絵です。
これが世界でも絶賛される素晴らしい絵です。ヴィジュアルとしては世界最高峰。
そのスタッフが手掛ければ、間違いなく素晴らしいモノができる。
だが、この映画を作る際に実力あるベテランたちは反対して参加しなかったのです。
背景や俯瞰から映像は良かったのですが、ジブリらしい映像はなかったように思います。
「これは映画ですか?」
そんな風に思わせるぐらいに絵が微妙だったのです。
まあ、ベテランが抜けた穴が大きかった。それに宮崎駿監督が不在という事が要因でしょうか。

最後は歌について。
途中で挿入される歌は良かったです。
全ての音響を消し去り、テルーの歌だけが響く演出は良かったと思います。
この映画で一番の山場でした。
確かに売れるのも頷けます。けど、それ以外に目立ったモノはない。

それにしても、こんなクソ映画は久しぶりです。
さすがに宮崎駿監督が息子の吾朗と口を利かなくなりますね。
だって、監督が一番好きだった小説に加えジブリの評判を落とした息子ですから。
ああ、痛々しい。

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|06/27| か行コメント(0)TB(0)












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