以前、鑑賞した作品。
久しぶりの鑑賞となります。

七人のおたく [DVD]七人のおたく [DVD]
(2002/03/20)
ウッチャンナンチャン
江口洋介

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個人的な評価
★★★☆☆

―あらすじ―
ウッチャンナンチャン初主演のアクションコメディ。略奪された赤ん坊を取り戻そうとミリタリーおたくが奪還作戦を計画し、あらゆる分野のオタクを集める。パソコンや無線機を駆使して奇想天外な作戦を開始する。

本作は1992年に公開されたアクションコメディ映画です。
この作品はまだ曖昧だった『おたく』をテーマに作られています。
現在、本作で言う『おたく』は『オタク』に変化し、一般に認知される存在となっている。
アスキー出版局月刊ログイン編集部内ではそういう少年たちを指して「オタク」という呼称が定着したのが起源だと言われている。
これは当時、漫画、プラモデル、鉄道模型などが好きな少年たちが団地主婦の「お宅のお子さん……」というセリフを真似て流行っいていたらしい。
この「お宅」こそが現在の「オタク」になり、今では市民権を得るところまでやって来ているぐらいです。
しかし、この『オタク』という言葉が登場する以前からマニアという言葉があるけど、今では細分化されていて区別されているという。
オイラの場合、ライトノベル作家を目指しているので、一般から見ればオタクに分類されると思います。
ですが、オイラからすれば『オタク』というジャンルに当てはまらないと思っています。
どうしてもオイラの中で『オタク』と『マニア』は決定的に違う存在だと認識しています。
現在の『オタク』というのは主に消費者の立場で、アニメ、フィギュア、同人誌、派生するグッズなどを購入する事で欲求が満たされる人たち。
対して『マニア』というのは一つのジャンルを徹底的にこだわり、映画マニア、鉄道マニアというようにジャンル分けされている。
そこからオイラは自分自身をマニアの域にあると認識し、別段、アニメやフィギュアに関して一切の興味がない。
つまり、本作を現在の尺度で考えると、本作に関してはオタクというよりはマニアに近い性質だと言える。
さて、物語はタイトルのように七人のおたくが集まり、それぞれの得意な分野を活かして奪われた赤ん坊を取り戻す単純明快な内容です。
当時の『おたく』というのはまだ世間的に珍獣扱いされていた人々で、類は友を呼ぶ的な感じで違う趣味に傾倒しながらも交流があったと思われる。
現在では同じような『オタク』は身の回りでも一人や二人がいて、それを公言して隠そうとしないほど認められた存在となっている。
本作の見所と言えば、やはり主演を張っている当時うなぎ登り状態だったウッチャンナンチャンの二人でしょう。
まだまだ第一線で活躍するお笑いコンビであるけど、本作では笑いもあって、アクションもある娯楽作を提供している。
作戦を決断したミリタリーおたく、星亨を演じるのはウッチャンナンチャンの南原清隆ですね。
ミリタリーおたくは今でも根強い人気を誇り、オイラも機会があればやってみたいジャンルの一つです。
本作では時代が経過してもやっている事が同じなので、さほど違和感がなく、演じている南原清隆も悪くなかった。
で、本作で最もハマリ役だった格闘技・ヒーローおたくである近藤みのるを演じたウッチャンナンチャンの内村光良。
さすがにバラエディ番組でも高い運動神経を活かしたアクションのコント、それに体を張ったスタントは本作で活かされている。
しかも、本作の動きは内村光良自身が尊敬するジャッキー・チェンにも認められるほど素晴らしいモノでした。
現在はパソコン業界で一人勝ち状態になっているマイクロソフトだが、当時はまだマッキントッシュが頑張っていた時期だったようです。
ロマンスと二枚目な容姿で本作に乗り込んだMacおたくの田川孝を演じるのは江口洋介。
いつまでも『ひとつ屋根の下』でのあんちゃん役のイメージが強いけど、本作に関してはオマケという感じでした。
で、一応はヒロインで設定ではレジャーおたくとなっている湯川りさを演じるのは山口智子。
テレビドラマで高い視聴率を誇った女優であるけど、どうにもオイラは彼女の魅力は分からず、本作では自由奔放なキャラクターだけど一貫性を感じられなかった。
他に現在のオタクに一番近いイメージを持つアイドル・車改造おたくである国城春夫を演じるのは武田真治。
一応は俳優だったんだと思わせる演技をしていて、徹底した気持ち悪さは素なのか演技なのか分からないぐらい上手かった。
あと無線おたくの水上令子を演じる浅野麻衣子、引退したフィギュアおたくの丹波達夫を演じる益岡徹もそれなりに印象を残していると思います。
最後に本作の悪役を演じた中尾彬は、今と違って本物の俳優だと思わせるほどの存在感があった。
何より本当に怖い表情であって、捻ったマフラーをした渋い声のオッサンとはかけ離れている。
とにかく、本作はまだ確立したおたく像が出来上がる前の作品で、ある意味、前衛的なモノだと言えるだろう。
これこそ現在版でリメイクしたら、きっと面白い作品になりそうだとオイラは思いますね。
まあ、今の邦画界にこのようなバカな映画を作るような勇気もなければ、作ろうと思うと儲け主義が邪魔してしまう可能性がある。
本作は正直、ストーリーラインに関して微妙であるけど、ちゃんとリメイクすれば面白い作品になるポテンシャルを秘めていると思いますよ。

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|11/03| さ行コメント(0)TB(0)












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